高校野球には球数制限を導入すべき
高校野球面白いですね。
最近は本当にプロ野球を見なくなりました。MLBか高校野球でいいんじゃないかなーなんて。
ただ、最近の高校生は本当に体つきもいいですし、いいかげん金属バットをもっと飛ばないような規制をするべきだと思ってしまいます。
ピッチャーが可哀想ですね。先っぽでも詰まっていてもヒットゾーンまで飛んでしまいますから。
打ち合いもいいのですが、野球を支えているのは基本ピッチャーですからね。
ということで今日はこの記事を見かけて触発されました。
球数制限しちゃいないよ
記事の内容は怪我をしても投げ続ける投手が多いよね。それでいいの?(雑なまとめ)って記事なんですけど、やっぱり良くないですよ。
これどうして、一人の投手に頼らざるをえないかというと、やっぱりそんな優秀なピッチャーは1チームに何人もいないからってことになると思うんです。
そこで勝利を掴みたいチームメイトも、監督も、学校を有名にして入学者を増やしたいゲスな大人も、みんなエースに頼ります。
「いけるか?」
「いけます!!」
こんな受け答えですね。
これを額面通り受け止めていいかって非常に微妙ですよね。
とある社会人のケース
「このプロジェクトも大詰めだ。今日は徹夜で仕上げるぞ。いけるか?」
「いけます!!」
こんな感じで考えると分かりやすいですね。
社会人の仕事のケースでも様々なシチュエーションがあるはずなんです。
- 出世したい
- 今月の残業代を稼ぎたい
- 仕事命
- NOと言えない日本人
実際に仕事したい人もいるはずです。将来が期待されているならなおさらでしょう。
結果を残さないといけません。
この場合は進んでYESと答えるはずです。
でも、残業したくなくても、NOと言えない人だっているでしょう。
高校生だって同じです。断れないケースだってあるはずです。
プロに入ることを目指してマウンドにたっている。ここで怪我をすると評価が変わる可能性がある・・・。だから本当は投げたくない。
とかね。
いや、言えないでしょ。
ほとんどの選手はプロにもいけないし、この甲子園の舞台を野球の集大成にしようと思っているのに。
「俺はお前らとは違う。俺には次のステージがある。」
いや、言えないよね。
そこで球数制限を設けちゃいなよ!って話ですよ。
こうすれば、交代はやむを得ないわけですから、すべて丸く収まります。
監督の本当の手腕が試される
知りませんけどね。そんな気がしませんか?
それこそ、育成部分から監督の手腕が試されるわけです。
球数内で先発投手が抑えきれなかったら、交代させざるを得ないわけです。
全国クラスの選手をスカウトできたとしても、1人では勝てません。
「なんで、あの場面続投させたんですか?」
「うちのエースだからです」
なんて受け答えが無くなることは必至。
複数の投手を起用して、勝てるチームづくりが必要になります。
当然、選手のメンタルも変わってくるでしょう。
全国クラスが1人いても勝てない。その選手だけに頼るわけにはいかないんですから。
うん。いい相乗効果を呼びそうです。
その代わり、ベンチメンバーを増やしましょう。
甲子園では18人でしたよね。これを25人くらいまで増やせばいいんです。
あとは継投を考えた投手戦略が勝利の鍵を握るというわけです。
監督の責任重大ですな。
球数制限導入しても面白いでしょ
それはそれで、面白いはずですよ。
70球なら70球でそこでドラマが生まれるはずです。
制限付近の駆け引きが見どころになると思います。
ファールで球数稼ぐ作戦なんてのが頻発するでしょうけど、それそれで対策を練ればいいでしょう。5球目以降のファールは球数に加算しないとか。ややこしいけど。
怪我やなんかで、将来はプロでプレーできるかもしれない選手の可能性の芽を摘んでしまうのは可哀想だし、身勝手です。
健康的に野球しましょうよ。
ただでさえ暑いんだし。