イチロー2015年の契約は最終的にどこに行き着くのか
2014年シーズンもまもなく終了します。
イチローの所属するヤンキースはプレーオフ進出は難しいでしょうね。そしてイチローのヤンキースとの2年契約も終了します。
結局、ワールドシリーズには出場できずじまいなわけですけど。
そしていよいよ自由契約になるために移籍先を考えないといけません。
しかしこれが難しい。
まずヤンキース残留はないと思います。
理由は2つあります。
長打力のある選手が欲しい
今シーズンの補強はほぼ失敗でした。特にクリーンナップを期待された選手がことごとく期待を裏切る始末。
2015シーズンはアレックス・ロドリゲスが戻ってきますが、どれだけ期待できるか分かりません。ファーストのテシェイラもケガがちです。それでもロースターからは外せません。(Aロッドは2017年、テシェイラは2016年まで契約が残っている。)
となると、中軸をしっかり打てるバッターが必要になります。フリーエージェントなり、トレードなりで補強する必要があるということです。
イチローは中軸打てないんです。なにせ得点圏でヒットが打てない。あとは打率にたいして出塁率が低いんです。
今シーズンの打率は.284、出塁率.324、得点圏打率.219。
たしかに途中出場が多かったりしているので、難しいところだと思いますが。
ちなみに昨年の数字は、打率は.262、出塁率.297、得点圏打率.250。もしかすると体力的にも出場試合数が増えると率が落ちるかもしれないという懸念もあります。
この数字から考えると、トップバッター、中軸を任せるようなバッターではなくなってしまったということです。下位打線を打たせる選手を高額年俸でキープする理由がみあたりません。
似たような選手がいる
ガードナー、エルズベリー、イチロー。外野手が3人ともリードオフマンなんです。
エルズベリーは3番も打っていますがここのところ、1番を打っています。理想はガードナー一番で3番がエルズベリーになるべきでしょうけど。
問題はもう一人同じような選手がいても打たせる打順がないということ。
イチローとガードナーを比較したら、イチローのほうが・・・って思うひともいるかもしれませんが、ガードナーはジーターが抜けたあと唯一残る生え抜き選手です。
伝統を考えると、次のリーダーがでてくるまではガードナーにって思いがジラルディ含めフロント陣にはあると思います。(カノーを放出したのが悪いんですけど)
まあFAにヤンキース的な選手がいるかというとそうでもなかったりするんですけどね、FAだったらリオスかなー。あとはクルーズ、カブレラくらい?
あんまり強打の外野手がいないので、そこを考えると、残留の可能性があるとはいっても、試合に出られない、年俸大幅カットが基本路線になるので、そこをイチローが承諾できるかどうかって話にもなるんですけど。
といっても他チームもどうなんでしょうね。ってのは次に書きます。
カーショーが20勝一番乗り
LADのクレイトン・カーショーが今シーズン20勝目をあげました。
両リーグ通じて20勝一番のりとなりました。現在ドジャースは154試合消化しています。ローテーション通りに消化するなら次の24日の登板が最終登板となります。
序盤に、ケガで出遅れたために、今シーズンは27試合の登板で終了しそうです。(通常ローテーション通りに消化すれば33試合程度)
今シーズンもケガを除けばほぼパーフェクトといった内容のピッチングが目立ちました。
ここまで防御率は1.80。これも両リーグ通じて最高の数字です。
奪三振も、ナショナル・リーグでは、ストラスバーグの230がトップで、2位がクエトとカーショーの228ですから、上手く行けば防御率、最多勝、最多奪三振のタイトルがとれそうな予感です。
今シーズンはノーヒットノーランも達成していますし、2011、2013に続いて3度めのサイ・ヤング賞も見えてきた感じでしょうね。
今シーズン、サイヤング賞を受賞してもまだ3回目なの?って感じもしますが、まだ26歳ですから、いまのピッチング内容を考えるとサイヤング賞最多受賞のクレメンス(7回受賞)にも決して手が届かないことは無い気がします。
恐るべし。
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アスレチックスどうした?ワイルドカードすら微妙でしょ。
個人的にはどうでもいいのですが、アスレチックスがこの土壇場でドタバタしております。
ここ数年は終盤にかなり勝負強いイメージがあったのですが、どうやら今シーズンはそうもいかなかったようで。
補強が失敗ってことなんですかね。
ここ10試合で2勝8敗。
一気に貯金を食いつぶしつつあります。
もともとエンジェルスとの首位争いを演じていたはずが一気に引き離されて、もはやワイルドカード一択という感じになってしまったんですが、そのワイルドカード争いでも厳しい状況。
現在、ワイルドカード争いでは首位にたっているものの、2位のマリナーズとはゲーム差なし。3位タイガースと0.5ゲーム差という状況です。
オモロイ。
最終的に、オリオールズ、タイガース、エンジェルスが首位通過。ワイルドカードでロイヤルズ、マリナーズってのが理想です。
ワールドシリーズはタイガースね。
いや笑える状況です。
マット・ホリデイのバットによって日本人投手2人が沈んだ話
カーディナルスのマット・ホリデイは日本人が嫌いなんでしょうか。
シカゴ・カブスに所属する日本人投手がことごとくホームランを打たれるという悲惨な一日になりました。
まず餌食になったのはこの日先発の和田。
4回まで1失点と好投を続け、5回のピンチに打席にたったのはマット・ホリデイ
Holliday's three-run shot | MLB.com
そして2人目は藤川。8回に4対1と3点ビハインドで登板。バッターは再びホリデイ。
Holliday's second homer | MLB.com
藤川にいたってはこの後、2失点を喫した。
そしてワンナウトをとることもできずに降板。
きっとホリデイは日本人が嫌いなんだな。しかもこの8回に藤川3失点、あとを継いだロスカップが6失点となりカブス大敗。
ホリデイはこの試合5打点です。
素晴らしいですね。
ぜひ、今日被弾した2人の日本人投手にはバリバリのメジャーリーガーが書いたこの本を読んでもらいたいものです。
川崎は先発出場してます。NYYのピネダの前に3打数0安打2三振だったのは内緒です。
カブスのホルヘ・ソラーがメジャーデビュー
2012年にカブスと契約を結んだホルヘ・ソラーがメジャーデビューを果たしました。
キューバから亡命した選手です。
スイング速いッス。
これがメジャーデビュー初打席です。
豪快にセンターにもっていきました。
そんでカーディナルス戦を迎えるわけですが、コレです。
2ホーマーです。
スイングスピードが相当速いです。ファーストボールはまったく苦にしない模様。
デビューから3試合で11打数7安打3HR6打点。
恐るべし。
ただ打っているのがフォーシームばかりという感じなんで、今後は変化球に対して対応できるのかどうかとか・・・そんな問題にもなるわけですけどね。
こんだけ豪快に振ってこられるとピッチャーが投げにくいのは間違いないでしょう。
しかしキューバの選手はホントスゴイな。
あと、明日は和田が先発します。←今日のダブルヘッダー2試合目でした。(記事修正中は2回1失点です。)
藤川球児がカブスで復活していたのを今頃知りました。
藤川が肘の故障から復帰しておりました。
あれでしたっけ?手術していたんでしたっけ?たしか肘の靭帯だった気がするのでトミー・ジョンからの復帰ってことになると思います。(間違っていたらすみません)
ぜんぜん報道されないんで知りませんでした。
8月6日に復帰登板しているようです。マイナーでも数試合投げていますね。
1年3ヶ月ぶりくらいのメジャー復帰。
今シーズンはここまで今日も入れて7試合に登板しています。
気になる球速ですが、フォーシームで91マイルとか90マイルくらいです。
故障前は94マイルくらいでていたので、球速落ちちゃったかーってとこでしょうか。
リリーフ登板なので基本的に短いイニングですけど、7試合で1失点ですからいいんではないでしょうか。
契約どうなっているんだろう。
来年もいるのかな。